スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    傍観者効果、対象と行動は常に具体化が必要不可欠。

    本日は、GW真っ只中ということもあり、弊社(通常通り仕事)と違い、
    世間の人達は、各地の行楽施設等にて、かなりの賑わいのようです。
    そして、人々がたくさん集う、賑わうと、必ず発生するのが迷子のようで、
    昨晩のあるテレビ番組でも、GW迷子特集たる番組まで放送されていました。

    迷子というと、経験ある方もない方もいるかもですが(自分が迷子じゃないですよ)
    稀に、泣きじゃくって独りでいる子供をみると、
    「あれ?迷子かな?」 と思うことが稀にあります。
    でも、先ずは近くに親がいるのかな?なんて周囲を見回し
    周囲にも、たくさん他の方もいるけど、誰も声をかける様子もないし・・・
    しばらくすると、優しそうな主婦の方が声をかけ
    「あなた迷子なの?そう。お母さんは?それならおばさんと一緒に探そうね?」等、
    この方の出現で、ようやく一安心と、ほとんどがなるのですが、
    おそらく多くの方も、一般的には、私同様、
    このような状況化では、行動を躊躇する傾向が多いかと思います。

    こちらは、かなり古い話になりますが、
    1964年にニューヨークで、当時28歳の女性が
    自宅アパート付近で、男にナイフで刺殺される事件がありました。

    この時、被害者の女性は30分以上にわたり
    犯人の男性に3度も襲われ 、ずっと助けを求める叫び声を
    上げ続けていました。その後の警察の報告によると
    被害者の女性の助けを求める声を聞いた人は少なくとも38人にも
    のぼったそうですが、そのうち、警察に通報したのは、たった1人だけだったそうです。
    しかも、その通報も女性が殺された後とのことでした。
    おそらく事件を目撃した人もいたはずですが、
    多くの人は自宅近くで起きた事件に無関心だったわけです。

    社会心理学者のJohn Darley氏とBibb Latane氏は、
    この事件について、多くの人が事件に無関心だった原因を
    次のような言葉で述べました。
      ↓ 
    「多くの人が気づいたからこそ、誰も行動を起こさなかった」

    つまり、人は重大な問題や状況に遭遇した局面では
    自分で責任を負うことを避け、
    「きっとそれは誰か他の人が対処するだろう」と考え、
    行動を起こさない傾向があるということです。

    冷淡な傍観者―思いやりの社会心理学冷淡な傍観者―思いやりの社会心理学
    (1997/06)
    ビブ ラタネジョン・M. ダーリー

    商品詳細を見る


    上記事例「迷子」「ニューヨークの殺人事件と」
    180度くらい全く異なる事例ではありますが、
    これらから、はっきり汲み取れることは、共通で、
    「きっと、誰かが」
    と考える人が多く、結局、誰も即時には行動しなかったということです。

    特にその問題や状況に関わっている人が、多ければ多いほど
    「誰か他の人が対処するだろう」という思いは、より強まり、
    「大勢の前で自分が関与して失敗するのは恥ずかしい」
    という思いも強くなるそうです。
    これを「傍観者効果」と言うそうです。

    もし、あなたが、事件や被害にあった時、
    周囲の人を「傍観者」にさせずに、救いの手を差し伸べてもらうには
    次のように声を掛けると良いと言われています。

    「そこのあなた(その人を指差しながら言います。)
     そこの黒いシャツを着ているあなたです。
     私は出血がひどくこのままでは死んでしまいます。
     今すぐに救急車を呼んでください。」等、

    要は、対象人物と具体的な行動内容をはっきりさせる。
    すると相手は「傍観者」にならずに、
    行動を起こしやすいということです。

    これら、傍観者効果による弊害は、企業経営においても注意が必要です。
    あなたが社員やスタッフに
    「社員の皆さん、現在、当社では○○という問題があります。
     これを解決せねばなりません。一致団結して頑張りましょう!」
    などと声高々に叫んでも、
    「きっと、誰かがそれに対処するだろう・・・」と
    恐らくは考えがちになりやすいく(社員数が多ければ多いほど)
    確か、より強まる。でしたよね。

    これは問題と分っていてもなかなか即時に解決や直せない、
    良く言われる大企業病等にも繋がる人間心理の根幹なのかもですね?

    それ故、指示を出すときは、その対象と行動を
    常に具体化することが、必要不可欠なのです。

    傍観者効果は、巷の広告でも稀にですが未だみかけます。
    お客さんに対しても広告で
    「みなさ~ん、○○店をよろしくお願いします。」
    と訴求対象も行動指針も全てがアバウトであれば、
    これでは、お客さんは「傍観者」となってしまう
    可能性が非常に高くなってしまうということです。

    広告一つにおいても、対象、ターゲットを明確に、
    ○○地域にお住まいの方へ。本日~○○日まで。先着○○限定
    ○○の購入を考えている方へ等
    行動指針を含め、より明確にしてあげると
    お客さんも「行動しやすい」ものなのです。
    スポンサーサイト

    テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル : 心と身体

    Tag : 傍観者効果 傍観者 広告 企業経営 John Darley 具体的 行動 指示

    天気予報

    -天気予報コム- -FC2-
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。